日曜の夜に「明日、会社に行きたくないな…」「朝起きたら会社が爆発していないかな…」と思っている方は多いと思います(実際、僕もよく思っていました)。生活していくためには働かないといけない…。でもどうしても明日の会社に行きたくない…。
そんな方に向けてとにかく最短で退職する方法をご紹介します。
「そんなことは可能なの?」「即日退職なんてしたら法律違反になるのでは?」といった疑問は浮かぶと思います。
しかし、この記事で紹介する方法であれば、最短即日での退職も可能です。
この記事のまとめ
- 合法的に即日退職することは可能
- 本来であれば2週間~1カ月の猶予期間が必要
- 退職代行×有給消化の無敵コンボを使うことで、問題なく即日退職できる
即日退職することって本当に可能?
法律的には2週間前の意思表示が必要
法律的には「退職には2週間前の申告が必要」というルールがあります。少なくとも14日前までには、会社へ退職する旨を伝え、きちんと合意を取る必要があります。会社側が意思を尊重してくれるかは別として、きちんと「退職する」ということを会社に伝える必要があります。
また、この2週間前での退職予告は、会社側としても退職のための準備期間を用意する意味でも設けられています。
会社規則によっては1カ月以上前に申告義務があることも
会社の就業規則にもよりますが、法律よりも厳しめに「1カ月以上前に退職意思を伝える必要」がある会社もあります。
また、適切な引継ぎを行うことを義務付けている会社もあります。その場合は、一定以上の期間を引継ぎのための期間として、継続して勤務する必要があります。
ただ、「2週間以上も働くのはもう無理!今すぐにでも辞めたい!」という方も多いでしょう。そんな場合に、「最短即日で退職できる無敵の方法」をお伝えします。
即日退職をするには、退職代行×有給消化の無敵コンボ
下記の方法を行うには、「有給日数が14日以上残っている」という前提条件があります。条件に当てはまる方だけ、読み進めてください。
退職代行とは?
退職の意思表示を本人に代わって行ってくれるサービスです。比較的新しい業種ですが、知名度が60%を超えているなど、現代では当たり前になったサービスになります。
運営している団体の種類によって対応できる内容や価格帯に差があるので、実際に使用を検討する場合はきちんと調査してから、自分に合った退職代行サービスを利用することをお勧めします。
詳しくはこちら「【最安1.5万円~】退職代行サービスの料金は?相場は?金額とサービス内容まとめ」
有給消化とは?
言わずもがな、みんな大好き有給休暇ですね。これをまとまって使うことを「有給消化」と一般的に呼びます。
実は有給休暇とは、法律で定められた「企業が労働者に認めなければならない権利」のうちの一つになります。与えられた業務に頑張って取り組んだあなたへのご褒美でもありますよね。
有給休暇は労働者の権利になるので、会社側は拒否することはできません。会社によっては事前に申告する必要があるところもありますが、本来は「有給休暇はいつ、どんな理由でも取得して良い」ものになります。繰り返しになりますが、有給休暇を取りたいことを伝えれば、会社側は断ることができないのです。
「退職代行×有給消化」の無敵コンボとは?
ここまで書いたら勘の良い皆さんならお気づきですよね。
下記の順番で進めることで、合法的に即日退職することが可能です!
- 退職代行を使って、勤務先に退職意思を伝える
- 同時に、退職日となる2週間先まで有給休暇を取得することを伝える
本来であれば2週間以上の猶予期間が必要ですが、猶予期間に出社義務があるわけではありません。
そのため、「退職代行で2週間以上先の退職日を伝えてもらう」&「退職日まで有給休暇を使い続ける」の無敵コンボを決めることで合法的に即日退職することが可能になります。
即日退職する場合の注意点・Q&A
雇用契約は会社との約束ごとを定めている
上記でお伝えしたような有給消化を利用する方法は法律に即したやり方になります。
一方で、裏返せば従業員側が法律を無視すると大変なことになるということでもあります。
入社時に結ぶ雇用契約は、会社との約束事や従業員の義務を示したものになります。義務を果たしていない人は、権利を主張できないのは当然のことですよね。
無断欠勤はどれくらいヤバい?
会社との合意なくして出社しないと、無断欠勤として処理されてしまう可能性があります。最悪の場合、無断欠勤を理由として懲戒解雇になってしまうケースも、まれに存在します。
懲戒解雇になってしまった場合、「離職票に無断欠勤について書かれてしまって、転職活動がうまくいかない」「積み立てていた退職金が受け取れない」など、数々の問題が起きてしまう場合があります。
懲戒解雇になってもメリットは一つもありません。最低限、社会人としてルールを守って退職しましょう。
有給日数が残っていない場合はどうすればよい?
上記の方法は、「退職を伝えると同時に、有給休暇を申請して即日退職する」というものです。
それでは、有給休暇の日数が足りていない場合はどうすればよいでしょうか。
これは、「欠勤」として強制的に休んでしまう方法があります。これにはデメリットがありますが、どうしても今すぐやめたい方にはピッタリの方法となります。
欠勤することのデメリット
- 仕事を無断で休むことになるため、給料が出ない
- 会社によっては「〇日以上欠勤した場合は、ペナルティを課す」としている
こういったデメリットを許容できる人であれば、有給休暇の日数がなくとも即日退職が可能です。
契約社員の場合でも、即日退職は可能?
結論から伝えると、契約社員の場合は原則として不可となります。
契約社員は「一定の期間、雇用すること」が前提の契約を結んでいます。そのため、契約期間内に退職することができません。
しかし、「体調不良やうつ病など、通常の勤務をすることが難しい」と医師により判断された場合はこの限りではありません。働けない証明をする必要がありますが、どうしても辞めたい場合には医師の診察を受けることをおすすめします。
パートやアルバイトの場合でも、即日退職は可能?
結論から伝えると、「パートやアルバイトでも即日退職は可能」です。
契約社員とは異なり、雇用契約に期間の定めがないためです。
しかし、パートやアルバイトには「有給休暇の制度がない or 十分な有給日数が付与されていない」場合があります。
その場合、退職日までは欠勤として扱われますが、即日退職は可能となります。
最後にまとめ
合法的に即日退職することは可能
本来であれば2週間~1カ月の猶予期間が必要
退職代行×有給消化の無敵コンボを使うことで、問題なく即日退職できる
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